呼吸法

2023-01-01ヒーリング,一日一読,治癒力

昨日、先輩の指圧師の治療院で施術を受けてきました。その中で「4-4-8呼吸法」を教わってきました。

仰向けに寝て下腹部に手掌を置き、まず息を吐ききっておきます。
4秒数えながら息を吸い、同じく4秒息を止めます。
次に8秒数えながらゆっくり息を吐く、というものです。

私は股関節が硬くて鼠径部も開きにくいのですが、これを2,3回やったあとはずいぶん楽に開くようになりました。腰や膝が痛いときにも効くそうです。

この「4-4-8呼吸法」は、コロナ禍でマスク生活を強いられる中、注目されているようです。インターネット上にも多く見られます。
この呼吸法を教わった先生によると呼吸器リハビリテーション学会の発表論文で紹介されたということです。一方、別のルートを探ってみると「4-7-8呼吸法」というもものも見つけました。

『癒す心、治る力』(アンドルー・ワイル)という本があります。(1995年に日本語訳発行[原題『Spontaneous Healing』])

「吸気・保持・呼気の4対7対8の比率」が重要だと書いてあります。「無理なく息が止められる時間を基準にして、呼気と吸気の時間を調整すればいい」とも。

解説したページの写真を転載します。

ここにある「舌をヨーガの定位置におさめる」というのは、「舌先を前歯の裏側に軽くつけ、そのままやや上方にずらして、前歯の付け根のくぼみ(歯槽隆線)におさめる」だそうです。

「4-7-8」でも「4-7-8」でも、どっちでも自分の身体に聞きながらこの呼吸法を試してみたいと思います。

Posted by 清水 俊一