こんにゃくパックで自己指圧
『壮快』(マキノ出版)の今月号(2021年10月号)にこんにゃくパックのことが掲載(「体の芯から腎臓・肝臓を温めて夏の冷えを退治!不調を一掃するコンニャク湿布」落合壮一郎氏)されていたので早速試してみました。こんにゃくを温めて温パックとして使うということで、いろいろ作り方と使い方はあるでしょうが自分なりに簡単にやれそうな方法を工夫してみました。
板こんにゃくを買ってきます。鍋で煮てもいいのですが、治療室には調理する道具を揃えていないので、電子レンジで温めます。
ポリ袋にこんにゃくを入れてコップ半分ほどの水を入れます。そのまま大きめのお椀に入れて3分ほどチンします。温度が指定できる電子レンジならば60℃ぐらいに設定するとちょうどいい温度になるようです。
チンしたら袋からお湯だけ抜いて、それをタオルで包みます。熱ければタオルを重ねて調整します。
こんにゃくパックができたら、肩とか腰とか凝ったところに当ててみましょう。温かさは1時間ぐらいは十分持ちます。温かさはもちろん、こんにゃくの重みがいい感じの圧になって体に滲みていきます。
機械的な温パックとは違って自然に温かさが下がっていって、衣服の上からでも皮膚に馴染む感じがあります。
腹部の自己指圧があります。手掌でお腹を指圧するのですが、自力では圧を入れにくくてつい腕に力が入ってしまうのですが、こんにゃくパックを使うとその厚みの分、腕の力を省くことができて自然な圧を入れることができるようです。
無理に腕で押し下げるのでなく、こんにゃくの重みと温かみが呼気とともに体の中に滲みるのを感じられます。
Facebookの方に腹部自己指圧にこんにゃくパックを使った動画をアップしています。ぜひお試しください。